11.Love me, I love you
人の心はどうしても何か足りないけれど
そこんとこ埋めるべきなのは
恋人じゃない 親でもない ねえ、そうでしょう
love me けちってないで
ボクはきっと愛をもっと出せる
I love you おごらせてるだけじゃ
そのうち誰もいなくなるよ
なにか足りない、このままではいけない。そんな現状を変えられるのは結局恋人でも親でもなく、自分だけである。しかし、現代社会を生きる我々はどうも自分を抑えすぎなところがあると思う。でもそれじゃあいつか周囲の人を失ってしまい、自分を失ってしまうだろう。我々はもっと愛をさらけ出すべきなのかもしれない。愛に生きようではないか。
やりたくないことばかりが次々と見つかるけれど
消去法でイケることもあるらしい
そのうちまあ、なんとかなる
ヘイ そうだろう?
締め切り間近の課題、明日の仕事や学校、掃除や洗濯。やりたくないことばかりが山積みかもしれない。でも時には消去法を使ったっていいらしい。もう少し楽観的になろう。「そのうちまあ、なんとかなる」のだから。
12.RUN
時の流れは妙におかしなもので
血よりも濃いものを作ることがあるね
荒野を走れ どこまでも 冗談を飛ばしながらも
歌えるだけ歌おう 見るもの全部
なかなかないよ どの瞬間も
私たちは、この人生でどこに向かって走っているのだろうか。私たちの人生のゴールは何なのか。こう聞かれると、ほとんどの人が答えられないと思う。みんな、どこに向かうか分からないまま人生を走っているのだ。つまり、私たちは何のために生きるのか分からないまま生きているのだ。
「ただ走り続けることでしか見えてこない景色がある」。35年以上走り続けてきた彼らの背中と、彼らのテーマソングであるこの曲はそんなメッセージをくれる。走り続けながら見える景色はどれも特別なのだという。今はまだわからない。けれど、その日まで走り続けなければならないのだろう。いつかきっと「美しい景色だった」と思える日その日まで。
人間なんて誰だって とてもふつうで
出会いはどれだって特別だろう
どんなに優れた政治家だって、どんなに有名なアスリートだって、神様からすれば誤差である。結局はみんなちっぽけな一人の人間なのだ。でもちっぽけな人間であっても、誰にとったって、出会いというのは特別だ。確率で言えば80億分の一。そんな奇跡が特別でないはずがない。たとえ嫌なヤツだろうと、苦手なやつだろうと、その出会い自体は特別で、きっとなにか意味があるのだ。全ての出会いにただ感謝をして生きてゆきたい。
13.光芒
光を求め 歩きつづける
君の情熱がいつの日か
誰かにとっての 光となるでしょう
誰かにとっての 兆しとなるでしょう
どれだけ悩み苦しんでも、最後にはなにかしら「アクション」を起こさなきゃいけない。でもそれが必ず良い方向へ導いてくれるとは限らない。大してなんにも変わらないかもしれないし、なんならかえって良くない方向にいくかもしれない。
ならばなんのための「アクション」なのか。もがき苦しみながらも必死な姿で行動を起こすあなたをもしかしたら誰かが見ているかもしれない。誰も見ていなくとも、明日の自分、来週の自分、来年の自分が見ているかもしれない。そんな誰かに、ちょっとでも何かこう光のようなものを与えられたらそれだけでアクションを起こし甲斐があるというものだ。
以上です!
こんな長文を読んでくれたあなた、本当に感謝です。そしてあなたはもう立派なB’zリスナーです。どの歌詞も深く考えさせられるような歌詞でありつつも、それでいて一貫性があったかと思います。もしあなたが今後なにかで悩んだり苦しんだ時は、この歌詞たちを思い出してみてください。きっとどれかはあなたの助けになってくれるはずです。
というわけなので、次回、「名曲編」でお会いしましょう!近日公開予定です!
※なお、本記事で紹介したのは、ほんのイチブでしかありません。
〈本記事で紹介した曲たちのプレイリスト〉
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