【恋愛観⇒結婚観】

戯言シリーズ

2.主の結婚観

ここまで、「主の恋愛観」について語ってきたが、ここからはもう一歩踏み込んで、「主の結婚観」について語っていこうと思う。といっても、恋愛観から大きくズレることはない。そりゃ誰だって好きな人と結婚したいだろ!だが、結婚するうえで恋愛よりもより複雑になる部分は当然存在するはず。いくつか例を挙げながら、「主が結婚において大切にしたいこと」を語る。

①許容と徹底

これは、とある我がラグビーの師のコーチングに関する教えなのだが、ここでは結婚の話題に関して転用させていただく。結婚ともなれば、恋愛よりも更に互いの関係は複雑化し、文字通り相手の人間性が隅から隅まで分かってしまう。当然相手の全てが己の理想通りな訳が無い。そこで「許容と徹底」である。これはつまり、「許容できるところと徹底しなければならないところを明確化する」ことであり、「相手に対してあらかじめ許せることと許せないことを伝えて」くということだ。

例えば、同居するとなった時、とても些細なこと、それはトイレの使い方であったり、歩き方だったりするかもしれない、すらも気に食わないことがある。そうなったときに、「私は家をきれいに使わないと気がすまないの。これは徹底して。」だったり、あるいは「まぁ、家の使い方はある程度テキトーでいいよ。その代わり歩き方を静かにするだけは徹底して。」など。少し極端な例だが、要はあらかじめ揉めないような予防線を張っておくということだ。これがあるとないとでは、結婚生活は大きく変わると思う。

②愛しぬけるポイントがひとつありゃいい

1の話の続きである。さっきも言ったが、いくら好きな相手だろうが、いくら結婚相手だろうが、相手の全てが自分の思い通りであることは絶対ない。というかそもそも、どれだけ親密な間柄だろうと、相手のすべてを知ることすら叶わないのである。自分のことだって一生をかけてもわからないのだから。

ならばどうするか。答えは簡単、「愛しぬけるポイントを愛しぬけばいい」。それは、その人の笑った顔かもしれない。それはその人のやさしさかもしれない。私たちはついつい完璧を求めてしまう。でもそんなものは夢のまた夢。ひとつでも好きなところがあるならばそれで充分ではないか。

というのが、B’zの『イチブトゼンブ』という曲である。人様の歌詞を我が物顔で語っていただけである。しかし、この詩が主の人間関係における指針であるのだ。主は恋愛関係に限らず、家族や友人関係においてもこの考えを大事にしている。「いいこと言ってんな」と思ったそこのあなた!ぜひこの機会に『イチブトゼンブ』聴いてみよう!

〈イチブトゼンブ 歌詞〉

歌:B’z

作詞:稲葉 浩志/作曲:松本 孝弘

「アナタは私のほんのイチブしか知らない」
勝ち誇るように笑われても それほどイヤじゃないよ
生まれてくる前 聞いたようなその深い声
それだけで人生のオカズになれるくらいです

すべて知るのは到底無理なのに
僕らはどうして
あくまでなんでも征服したがる
カンペキを追い求め
愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに

もしそれが君のほんのイチブだとしても
何よりも確実にはっきり好きなところなんだ
困った時 少しまゆげを曲げてみせたり
抱きよせるとホッとするような柔らかさだったり

すべて掴んだつもりになれば
また傷つくだろう
ほんとに要るのは有無を言わせない
圧倒的な手ざわり
愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに

君にしかわからないこと 僕だけが見えていること
どれもホントのこと

すべて何かのイチブってことに
僕らは気づかない
愛しい理由を見つけたのなら
もう失わないで
愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに
それだけでいいのに

というわけで、本記事は長々とした「イチブトゼンブの宣伝」でしたっ!!!

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