『逆張りで食い意地を張るKAN(※『愛は勝つ』の人)』
ど~んな~に困難で~ 挫けそうでも~
信じることさぁ~
必ず
最後に`メンチカツ`~
というわけで、本記事では、20年間逆張りを貫いて生きてきた主がそのすばらしさについて語っていく。ちなみに、こんなくだらないブログを読んでくれているあなたも既に逆張ラーに一歩足を踏み入れているのでお構いなく。
1.逆張りとは(定義)
逆張りとは…
1取引で、人気のよいときに売り、悪いときに買うこと。⇔順張り。
2 俗に、大勢や時流に逆らう言動をすること。
そう、もともとは証券取引などで使われている言葉なのだ。それが転じて、2の意味になったという。
つまり、逆張りとは何もただのイタい行動ではなく、「真っ当な戦略」、英語で言えば「Straightforward strategy」なのである!
2.逆張りエピソード
ここからは、主がこれまで辿ってきた逆張ラーとしての歴史を振り返っていく。
なお、これを読んで逆張りのことは嫌いになっても、主のことは嫌いにならないでください。
①恋愛をしない俺、カッコよすぎる
最初からクライマックスである。
何を隠そう、主は生まれたときからまさに今この瞬間まで、「恋愛をしてこなかった自分が大好き」なのである。
ブラウザバックしかけてるその手を止めて、一旦聴いてほしい。これにはれっきとした経緯があるのだ。
〈なぜ主は逆張りに目覚めたか〉
遡ること10年。小学5、6年生頃の話。当時、主にはY君(仮名)という友人がいた。彼は、保育園の幼なじみの男女で構成されたS字グループ(仮称)という集団に属していたのだった。もともと主とS字グループの方々に大したつながりは無かったのだが、Y君経由で一緒に遊ぶことが多かった。
問題はそのS字グループであった。それはもうなんとも盛んな方々だった。誰かと誰かが付き合ったと思ったら、翌週には別の誰かと誰かが付き合って、かと思えば、すぐに別れての無限ループ。しまいには、別れたくないとある女の子が書いた手紙を主が読まされる始末である。とにかく彼、彼女らにとって、恋愛が生きがいかのように見えた。
こんな現状を見た当時の主少年はこう思った。
恋愛、カッコ悪ぅ
考えてもみてほしい。
小学校高学年という多感な時期に、恋愛というものの醜悪さをゼロ距離で見せつけられ続けたのだ。
そりゃ、主少年もこう思うだろ!
そんなわけで、潜在意識に反恋愛感情が刷り込まれてしまった主はすくすくと成長していった。
例えば、高校入試。主のモチベは「恋愛にうつつを抜かしてる馬鹿な連中を見下すこと」ただ一点であった。その結果、偏差値70超えの公立高校に推薦という驚異的な形で合格したのだった。
例えば、クリスマス。主の毎年の恒例行事として、クリスマスにあえて単身でデートスポットに乗り込むというものがある。周囲の熱々なカップルたちと独り身の自分を比較することでしか得られない栄養がある。
恋愛は人を盲目にさせてしまう。それがはたから見るとどうも滑稽に思えてしまうのだ。
しかし、そんな主も大学生にもなって今更初恋に落ちた結果、盲目になり、最悪な愚行で迷惑をかけてしまうのであった。
やはり、潜在的に逆張りな主に恋愛は無理みたいだ。そう思い知らされた。
②意地でもSNSをやらない
逆張りのお手本のような例である。
主はいわゆる流行には当然乗りたがらない。そのため、めくるめくSNSの流行についていかないのだ。
基本期な主の言い分としては、
「SNS?そんなもんなくても友達と仲良くなんてできるわ!むしろ、そんなもんに頼んないと仲良くできないのダサくね?」
である。
例えば、インスタ。主がインスタを始めたのは高校3年生の冬になってからである。やらなかった理由は、やることがないから。それまで主は、LINEさえあれば生きていけると思っていたので、インスタの必要性を全く感じてなかった。
なお、現在ではこのブログのお知らせなど、ちゃっかり使いこなしている模様。
最近で言えばBeReal。これもほとんどやっていない。一応入れてはいるものの、友達がいないに等しいし、そもそも投稿しない。特にやりたくない理由はないのだが、これといってやりたい理由もない。
こういうところが、生粋の逆張ラーだと我ながら思う。
③思ったことをあえて口にする
これは何も、あれこれ考えず脳死で発言するというわけじゃない。
しっかりと考えたうえであえて余計なことを口にするのだ。
どういうことかというと、例えば、友人とご飯に行った時を想像してほしい。主は自然な優しさで皿や箸を配ったり、水を汲んだりする。そこであえてこう言うのだ。「俺って優しいね」と。
これは何も本心からそう思っているわけではない。普通は相手が言ってくれるはずのことを、逆に自ら言うことで、相手に遠慮させず、場を和ませるという高等テクニックだ。
これで伝わったかどうか怪しいが、要するに「あえて言わないでいいことを言ってみよう!」という、これまた逆張り思考である。
④アイドルが好きくない
先に断っておこう。別に主はアイドルが嫌いなわけじゃ全くない。全然、SMAPや嵐の曲は好きだ。
ただ、またまた逆張りな主はこう思ってしまうのだ。
「容姿で勝負してる人より、己の技量とかで勝負してる人のほうがカッコよくね?」
である。なにもアイドルが容姿だけで戦ってるわけじゃないことなぞ百も承知。ただ、どうしても見た目ありきの彼、彼女らよりも、自ら作詞作曲し、自ら演奏してファンを魅了する者たちのほうがカッコよく思えるのだ。
まぁ何度もいうが、別にアイドルを否定するつもりは一ミリも無いのであしからず…
これはあくまでも、ただ主が逆張りしてるというだけの話である。
⑤うつ病にかかる
ここまでくればもう誰も主を止められない。
我が逆張り道の究極系こそ、「うつ病」そのものである!
意味不明だろうが、安心してほしい、主も何を言っているか分からない。
というかそもそも、なりたくてなったわけではない。
ただ、一般的にはならないはずのこの病にかかってしまったことに少しばかり喜びを覚えるのはもはや末期である。
当然、うつ病になって良かったことなど1っつもない!周りに迷惑はかけるし、病むとしんどいし。
ただ、否、だからこそ、こうして一人悩み、苦しんでいる自分にはせめてうぬぼれたいのだ。
3.結論
いかがだっただろうか?ここまで主の逆張りエピを見てきたあなたの感想をズバリ当ててみせよう!
イタい! キモい! ハズカシイ!
である。おそらく99%の方が該当者だろう。こんなものただの厨二病でしかない。
こう感じなかった1%のあなたはおめでとう。君はもう主と同じ立派な逆張ラーだ。
どうしようもないのだ。
生まれたての小鳥が初めて目にしたものを親であると認識するように、主は幼少期の物心がつく段階で逆張りに目を奪われてしまったのだから。むしろ、これが気色悪いものだと理解しているだけマシである。
だが、なにも悪いことばかりではない。人と違うことをするというのは、資本主義の競争社会において非常に重要な意味を持つ。他との差異こそが価値になるのだから。
そういう意味で、主は逆張りをオススメしたい。
協調性も大事だが、
時として、
あえて逆をいってみよう!
〈追記〉
ここまで書いてきて、ふと冷静に、「いくらなんでもキモすぎるな…。これ、友達減るぞ」
と公開したことを誠に悔やんでおります。
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