そこに3びき人間がおるじゃろう!
好きなのを1ぴき選ぶんじゃ!
嫌いなヤツ
いいヤツ
めんどくさいヤツ
さて、ほとんどのトレーナーがいいヤツと共に旅に出ると決めたであろう。
ではそんな新人トレーナーに一つ問いたい。
『「いいヤツ」とは誰のことだろうか?』
私は先日この問いに答えることができなかった。「いい人」には誰しもがなりたい。無論、主もそうだ。けれども中々なれないのは、そもそも「いい人」とは何なのかを知らないからではないだろうか。いや、きっとそうに違いない。
なので今回は、あの時のアンサーも兼ねて「いい人」とはどういうことかを考察していこうと思う。
いわゆる「いいヤツ」の問題点
「いい人」という言葉はあまりに雑だ。
優しい人、怒らない人、絶対嘘をつかない人、言葉づかいが丁寧な人、悪口を言わない人、気遣いができる人、、、 etc
それっぽい特性を挙げればキリがない。
そして何よりの問題は、本当に人格が優れている人ではなく、“自分にとって扱いやすい人”をそう呼んでいるだけではないかということだ。

特にことをややこしくしているのは以下の2点だろう。
①誰視点か
友達から見ていい人と、恋人から見ていい人と、先生から見ていい人は違う。
つまり、性格の良さは絶対評価ではなく、関係性を踏まえた評価なのだ。
②嫌われない≠いい人
かといって、誰にでも良い顔をしている八方美人がいい人なわけでもない。
相手を思っているのではなく、空気を悪くしたくない、自分が悪者になりたくないだけのこともある。気遣いと自己防衛はかなり混ざる。波風を立てない人は嫌われにくいが、必要な場面で何も言えないだけかもしれない。逆に、少し厳しくても誠実な人の方が、本当は性格が良い可能性もある。誰にでも同じ顔をする人は、裏返すと誰にも深く向き合っていない可能性もある。優しい嘘をつく人と、少し傷つけても本音を言う人、嫌われないのは前者だろうが、いい人なのは果たして前者だろうか。
要するに、嫌われていない人=いい人では断じてないのだ。
真の「いいヤツ」
では、一体全体どんな人が「いいヤツ」なのか。
主の考察結果は、
「配慮」と「誠実さ」がバランスよく両立している人
相手を不必要に傷つけず、都合よく扱わず、陰で人を雑に消費せず、それでいて八方美人として全部を取り繕うのでもなく、言うべきことは言い、断るべきことは断る。そういうヤツは、性格がいいと言えるはずだ。
例1)友達の服が明らかに似合っていない時
性格がいいと言われたいだけなら、「似合ってるじゃん」と無難に流す。
正直さだけを振りかざすなら、「いや普通にダサい」と切る。
でも、いいヤツはたぶん、「そっちも悪くないけど、こっちの方が似合いそう」くらいに言う。
相手を無駄に傷つけず、でも嘘で済ませない。
例2)グループで一人だけ明らかに浮いている時
八方美人なら全員にいい顔をして、結局その一人を放置する。
残酷な人なら、空気のために切り捨てる。
でも、いいヤツはその場の空気も壊しすぎず、その一人にも最低限の居場所を作る。
全員に100点は無理でも、誰か一人を雑に捨てない。
例3)友達が陰口を言われている時
ただ空気を読む人は、一緒に笑ってやり過ごす。
正義感だけで動く人は、その場を必要以上に荒らすこともある。
でも、いいヤツは露骨に乗っからない、必要なら話題をずらす、本人のいないところで雑に消費しない。
派手ではないが、誠実さはそこに出る。
例4)相手が落ち込んでいる時
優しさだけなら「大丈夫だよ」と軽く流す。
正しさだけなら説教になる。
でも、いいヤツはまずしんどさを受け止めて、その後で必要なら現実的なことを言う。
大切なのはバランス。
自分と相手とまた別の相手。それぞれに対する優しさと正直さをうまく重心に乗せられればそれがベスト。どちらに偏りすぎても崩れてしまう。相手に程よく配慮ができ、自分に程よく誠実。この体幹がブレない人がいいヤツの正体ではないだろうか。
気遣いだけじゃ足りないし。
怒らないだけじゃ不安だし。
優しいだけじゃ意味ないし。
結論
さて、中々真剣な考察をしてきたが、ふと気づいたことがある。
本当に性格が良い人は、たぶん少し面倒くさい。
つまり、旅に連れて行くべきは案外「めんどくさいヤツ」だったのだ。いいヤツはストーリー攻略の上では役に立つかもしれないが、ランクまでは使い物にならない。シーズンランク上位を目指すならめんどくさいヤツの方が良かった。そんな感じだ(てきとー)。
まぁ何を目指すかはトレーナー次第だ。ストーリークリアだけならいわゆるいいヤツで問題ない。
これが私のジ・アンサー。

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