天才作曲家、お姉ちゃん、冠ラジオ

日常

「もし3つだけ願いを叶えられるなら?」
という議論において、「叶えられる願い事の数を増やす」と言う奴とは縁を切ったほうがいい。「数ある願い事のうち、3つだけに絞るならどうするか悩むことを楽しむ」という、はちゃめちゃわちゃライフの本質が見えていないからだ。
中学時代の私である。

さて、今回はあの時問いを投げかけてくれたあの子に対する懺悔である。「もし3つだけ願いを叶えられるなら?」 を真剣に考えてみよう。あの子に届け、僕の願い。


その1.お姉ちゃんが欲しい

なんともまた気色の悪いことを考えてしまったものだ。
でも、どんなに醜くても、それが本心からこぼれ出た真本心なのだから仕方ないじゃないか。
私はお姉ちゃんが欲しい。

お姉ちゃんとは、優しくて頼りがいがあって、相談にも乗ってくれ、時には甘やかしてくれる、そんな存在である。一緒に買い物をしたり、ご飯を食べたり、くだらない雑談や恋愛相談とかも。結婚式では綺麗なウエディングドレス姿で感動のスピーチをする。そんなお姉ちゃんが欲しかった。
否、実際に姉がいたならば、そんな存在では無いことぐらい妹と弟を持つ長男にはわかる。現実の姉はもっと冷たくて残酷だろう。「妹ほしい~」などとほざいている輩を見ると冷笑してしまう様に、姉がいる人からすれば私は冷笑対象なはずだ。
でも勘違いしないでほしい。
私が欲しいのはお姉ちゃんであって姉ではない。そこに現実性は求めていないのだ。~坂だとか~Manみたいなアイドルと同じ。幻である。そこは理解しているので勘違いしないでほしい。というか勘違いさせてほしい。

もしお姉ちゃんがいたら、私はこんな低俗なブログなど書いていなかったかもしれない。こうなる前に救ってくれていただろう。私にとってお姉ちゃんとは救世主なのだ。よって、お姉ちゃんという存在はある種の宗教なのかもしれない。
お姉ちゃん教、信徒募集中です。


その2.天才作曲家になりたい

世の中には数え切れぬ職が存在する。家を設計する建築士や乗り物を運転する運転手、バンカーやコンサルタント、デベロッパーなどのかっこいい名前のものまで多様だ。そして、数多の職のうち、頂点に君臨する最強の職が作曲家である。

まぁ待てと。そんなわけねぇだろと。言いたい気持ちはわかる。
だが考えてみてほしい。この世はいつだって消費する側よりも創造する側が強いのだ。己の手で0から何かを創り出す、こんなにもかっこいいことはない。そうして創り出されるのが音楽ならば尚更だ。音楽はもはや世界共通言語。言葉が通じずとも、音に込められた喜怒哀楽を共有することができる。また、音楽はファッションでもある。聞いている音楽がその人の感情や人柄を表す鏡と言ってもいい。いつの時代も、音楽は絶えることのない唯一無二の必須コンテンツなのだ。でもって、その音楽を創り出す奴がいたならばそいつは無敵だ。よって作曲家が最強職なのである。

だが、話はそう簡単ではない。なれるものなら誰だってなっている。この作曲、あまりにも難しいのだ。何を隠そう私、9月下旬~10月上旬を作曲に捧げていた。一ヶ月でやっと一曲完成させることができた。まず、作曲用のソフト、これの扱いがめちゃくちゃむずい。この器用な俺様を持ってして基本操作修得に1~2周間かかった。そして音楽理論。学んだのは基礎だけだが、こればっかりは奥が深すぎて経験が伴わないと無理だと感じた。
まぁこの作曲家への道は、そのうち別の記事に音源とともにアップするのでもう少し待っていてほしい。

そう、だからこその「天才」なのだ。うちから溢れ出る才能を音に乗せて爆発させる。そんなことができたならば、そんなことでお金が稼げたならば、どれだけ幸せなことか。天才作曲家になることこそが人生の最終終着点かもしれない。


その3.冠ラジオを持ちたい

喋るのが好きだ。
私のことを知っているならば分かるだろうが、基本的に私は誰かといるとずっと喋っている。もはや、声帯を振動させることに喜びを覚えているのではないかというレベルで。
しかし現実は厳しく、喋り続ける人間は普通に迷惑である。

そこでラジオだ。
ラジオとは、喋り続けることが社会的に許された唯一の聖域である。誰も「黙れ」とは言わない。むしろ黙ったら放送事故だ。沈黙が罪になる世界。なんと素晴らしいことか。一方的に声帯の振動を不特定多数に押し付けられる。基本的に私の中で話題が尽きるという事象は起こり得ないため、赴くままに話せたらそれはそれは幸せだ。

だが、やはり承認欲求は確かに存在する。
ただ一人で喋るだけならいつでもできる。喋ったことでリスナーを楽しませられることが重要だ。
冠ラジオとは、誰かに「お前の名前で番組をやれ」と選ばれること。勝手に始めるのではなく、喋りを認められて枠を与えられる。そこに価値があるのだ。


解答

ドラゴンボール、聖杯、あるいは魔法のランプだろうか。実際に叶えてくれそうなものは現状見つかりそうにない。
お姉ちゃん、天才作曲家、冠ラジオ。
並べてみると、どれも自分の力だけでは手に入らないものばかりだ。
だからこそ、願い事にする意味がある。数を増やせば悩まずに済む。けれど、3つに絞るからこそ、自分が本当に欲しいものの輪郭が見えてくる。
あの時の問いに、ようやく答えられた気がする。

私のはちゃめちゃわちゃライフはまだ始まったばかり、

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