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【短編小説『絶対恋愛』】

この国では、恋人が郵便で届く。この国では、18歳になると交際相手が支給される。容姿、学力、身体能力。それぞれを10点満点で測定し、二人の合計値がちょうど30点になるように、配属局が相手を選ぶ。通知書は、あの日と同じ白い封筒で届いた。封を切る...
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【長編小説『Яe-birth』】

第1章 楽園「灯れ」杖の先に、光が灯る。言葉と、起きることは、同じものだ。灯れと言えば灯る。治れと言えば傷は塞がる。子どもは言葉を、それが起きるのを見て覚える。火を見て「火」を覚え、雨に打たれて「雨」を覚える。ダンジョンの通路は狭い。先頭を...
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【短編小説『探し物』】

都会で眺める星が好きだ。子供の頃は空一杯に堂々としていた星も、ここじゃ申し訳なさそうに光っている。だけど、ちっぽけだけど、確かに光っている。「おやすみなさい」こんなにも痛い。こんなにも辛い。こんなにも苦しい。時計の針は回るのをやめない。楽し...